複合災害とは?複合災害事例と備えておきたい対策は?

新型コロナウイルスの流行という非常事態においても、自然災害は待ってはくれません。新型コロナウイルスとの複合災害への備えが必要になりますが、まずここでは複合災害とはどの様なことなのか事例をまとめました。毎日、地震が起きたり、これからは台風の季節になりますが、いざという時のための対策を調べました。



複合災害とは?

基本的には1つの災害が発生しますが、複数の災害が同時に起きると複合災害が発生する場合があります。地震が発生した後に津波がくるなどは複合災害の事例になります。他にも、風水害から土砂災害が発生するなど、複合災害の組み合わせは多くあります。一つの災害だけでも対応することが難しいのに、複数の災害が発生するので、その分災害対応を行う際もとても難しくなっていきます。過去の災害を見ても、複合災害が発生したことによって被害が拡大した事例は多く存在しています。複合災害としてどのようなことがあるのかを把握し、それぞれの災害対策を考えていくことが重要になってきますね。複合災害の発生はそれほど珍しくないため、きちんと対策を立てておくことが重要だと思いますが、具体的にどのように対策すればいいのかわからないという方も少なくないと思います。

複合災害の事例

複合災害としての組み合わせは数多くあり、ここでその全てをご紹介することはできませんが、代表的な複合災害の事例についてまとめてみました。

新潟県中越地震 台風・地震・豪雪

2004年の新潟県中越地震では、地震が起きる3日前に発生した台風23号の豪雨によって、地盤が緩んだことにより土砂災害の被害が拡大化し、10万棟以上の家屋倒壊しました。災害からの復旧を行なっていた2ヶ月後に19年ぶりの記録的な豪雪が発生し、さらに建物被害が拡大しました。

東日本大震災 地震・津波・原発事故

2011年の東日本大震災では、マグニチュード9.0の地震が発生し福島第一原子力発電所で多くの損害が起きました。原子力発電所は非常用電源に切り替えて運転を再開したのですが、地震から約50分後に押し寄せた津波で非常用電源も損傷し、原子炉の冷却を試みたものの結果的に大規模な原発事故に繋がってしまいました。

熊本地震 地震・土砂崩れ

2016年に発生した熊本地震では、地震による影響で家屋倒壊だけでなく158件の大規模な土砂災害が発生しました。さらに2ヶ月後に熊本県内で豪雨が発生し、再び土砂災害で県内で5人の方が亡くなりました。この被害は地震によって地盤が緩んだ状態だったので、土砂災害が通常よりも発生しやすい状態にあったと思われます。
他にも火山活動と地震は、火山活動によって地震が誘発されることがあったり、火山活動と津波あまり知られていませんが火山活動によって山体崩壊が起こり、泥流などが海に流入して津波が発生することがあります。津波と火災は、大きな津波が街を襲うと構造物ごと流されてしまうことがありますが、ガスボンベや自動車などが津波によって流され何かの衝撃で引火すると火災になることがあります。東日本大震災の際にも津波によって流された自動車が他の漂流物とぶつかり衝撃で火災が発生していました。
以上、複合災害について、複合災害とは何か、複合災害の事例、などについて見てきました。
防災計画を立てる際には、最悪の自体も想定しておきながら、いざ複合災害が発生したらどのように行動すれば良いのかを考えておくことがとても大切だと思います。

複合災害に備えておきたい対策は?

いざという時、何をしたら良いのか判断が出来ないなんて事がないように、今からでも準備出来るようにまとめました。一つずつ確認しておくと良いと思います。

家具の安全確認をする

家具が転倒しないよう、家具は壁に固定しましょう。寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにして置く場合も、なるべく背の低い家具にする。家具が倒れた時に出入り口をふさいだりしないように家具の向きや配置を工夫しましょう。また、家具のほかにも、窓ガラスやペンダント式の照明、テレビ、電子レンジ・オーブンなど、家の中には凶器になるものがたくさんあります。地震の発生時、それぞれの部屋にどのような危険があるのかを考えて、対策をしましょう。
手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう。懐中電灯は停電による暗闇を歩くときの必需品です。スリッパは割れたガラスなどの破片で足をけがをするのを防ぎます。ホイッスルは建物や家具の下敷きになった場合に救助を求めるためのもので、少しの息でもホイッスル音が出るので、救助する際の生息の目安になります。

備蓄や非常用リュックの準備

災害が発生した場合に備えて事前に防災グッズなどを備蓄しておきましょう。水道・電気・ガス等のライフラインの復旧や支援物資の到着までに一般的に3日程度かかると言われており、基本的に3日以上の備蓄が推奨されています。
しかし複合災害が発生した場合は、被害が深刻となり復旧が長期化しやすいので、余裕を持って1週間分の防災グッズを準備しておくと良いと思います。
災害時に備えた備蓄品の例(3日分)
・飲料水 一人1日3リットルを目安に、3日分を用意
・食品 ご飯(アルファ米など一人5食分を用意)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど、一人最低3日分の食料を備蓄しておきましょう。
・下着、衣類
・トイレットペーパー、ティッシュペーパーなど
・マッチ、ろうそく
・カセットこんろ
※飲料水とは別に、物を洗ったり、トイレを流したりするための水も必要です。日頃から水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつもはっておくなどの備えをしておきましょう。
非常持ち出し品の例
・飲料水
・食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
・貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
・救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
・ヘルメット、防災ずきん
・非常持ち出し品の一例
・マスク
・軍手
・懐中電灯
・衣類
・下着
・毛布、タオル
・携帯ラジオ、予備電池
・使い捨てカイロ
・ウェットティッシュ
・洗面用具
・乳児のいる家庭はミルクや紙おむつ、ほ乳びんなども用意
感染症対策のために持っていくもの
・マスク
・ウェットティッシュ
・マスク
・タオル、てぬぐい(マスクの代わりに)
・体温計
・石けん
・オーラルケア用品(うがい薬等)
避難所での感染を防ぐ為マスクを着用して頻繁に手洗いを。特に手すりやドアなど共用部分に触れた時などは手洗いをしましょう。マスクを着用し、咳エチケット等の基本的な対策を徹底しましょう。定期的に健康状態について確認しましょう。避難所では換気を心がけ、人との距離をとって感染を予防しましょう。

安否情報の確認方法を家族で決めておく

家族がそれぞれ別々の場所にいるときに、災害が発生したときには、お互いの安否を確認できるように、日頃から安否確認の方法や集合場所などを家族で話し合っておく事が必要ですね。政府インターネットテレビでは、災害用伝言ダイヤルと災害用伝言板の使い方のガイドがあったので確認しておくのも大切だと思いました。
・災害用伝言ダイヤル
局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。
政府インターネットテレビ災害用伝言ダイヤルの使い方はこちら
・災害用伝言板
携帯電話やPHSからインターネットサービスを使用して文字情報を登録し、自分の電話番号を知っている家族などが、情報を閲覧できます。
政府インターネットテレビ災害用伝言板の使い方はこちら

避難経路や避難場所を確認

避難経路や避難場所を国土交通省や自治体が発表しているハザードマップで確認しておきましょう。ハザードマップとは災害による被害状況やその範囲を予測し、安全な避難経路・避難場所を記載した地図のことです。ハザードマップは災害別に用意されており、複合災害発生時は2種類以上のハザードマップを照らし合わせて、安全な避難経路・避難場所を探しましょう。また複合災害発生時は、被害が広範囲にわたる場合も多く、ハザードマップで安全とされている避難経路・避難場所も被災してしまうおそれがあります。そのため、事前に複数の避難経路・避難場所を決めた上で、万が一の事態が発生した場合も臨機応変に動けるようにしておいた方が安全ですよね。
国土交通省ハザードマップポータルサイトはこちら

今回は複合災害の具体的な対策方法などを紹介しました。家の中を調べてみると恥ずかしながら、固定出来ていない家具ばかりであったり、水やカップラーメンなどの賞味期限が切れていました。私の為に書いた記事になってしまった様な気がしますが(笑)きっと、私ばかりではない様な気がします。ぜひ、この機会に確認してみてください!
最後まで読んで頂きありがとうございました。